低速制御スピードコントローラーと標準型スピードコントローラーの比較



スピードコントローラー
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炭酸ガスの流量制御にスピードコントローラー

炭酸ガスボンベによるCO2添加には必ずスピードコントローラーなるものが必要です。
この空圧パーツによって添加量を自在に制御します。
現在日本で使用されているスピードコントローラーは空圧パーツメーカーの
流用で、アクアリウム用に開発され販売されているものはありません。
そのためどのスピードコントローラーを使用するかが問題となってきます。

スピードコントローラーを選ぶ基準は?
アクアショップやアクアメーカー等でノーマルのスピードコントローラーを
販売されているところも多数見かけます
またレギュレーターに最初から付いている標準型スピードコントローラーも少なくないです。
ここで問題になるのはノーマルスピードコントローラーの特性です。
アクアリウムでの使用には非常に微調整が難しく
軽く緩めただけで大量に炭酸ガスが流れてしまい
ほんの僅かに締めただけで完全に閉じてしまうなどかなりイライラさせられるものです。
ボンベ内の圧力は日々下がっていきますので時折、調整が必要となります。
そこで制御流の大幅に少ない低速制御型スピードコントローラーの力を借ります。
また標準型に比べネジの回転の割合に対して均一に流量が変動しますので
添加量をイメージし易いです。
一度使うともう標準型は使えません。

CO2添加セット

CKDとAOI

CKDAOIから販売されている低速制御型スピードコントローラー
似ているといいますか全く同じものといっても過言ではありません。
CKDの代理店であるAOIが同じ製品を製作、販売しているため
多少格安で利用できます。
非常に軽量でアクアリウムでの使用にはお勧めです。
ちなみにCKDは中国製。AOIは国産となります。
中国製でもほぼ機械による製造のため性質が劣る
ようなことはありません。
が、せめて人件費分、コストパフォーマンス
上げて欲しかったです。
低速制御スピードコントローラー


グラフ

上記グラフ右側赤線がCKD、AOI製低速制御型スピードコントローラーとなります。
単位はL/min ANR 。
グラフ左側標準型では到底利用できない領域が大半で
両者の性能差は全く別次元です。
低速制御型が7L/min ANRに到達するのに16回転かかるのに
標準型では1回転半で到達するレベルです。
苦労の末の調整後、何かの接触で少しでもネジが緩めば水槽は一気に炭酸水と化します。


PISCO

PISCOから販売されている低速制御型スピードコントローラー
ワンタッチ継手の接続径の違いにより2種類取り上げてみました。
大きさ違いますがどちらも外形6ミリ耐圧チューブ用です。
左が1/8ネジで接続、右がCKDとAOIと同様M5ネジで接続。
1/8ネジはM5ネジに比べかなり大きいです。
そのため大き目のPISCO 01−ALは質量が35g
PISCO M5−AL14gAOI 65MT15g と2倍以上。
アクアリウムでの使用では宙ぶらりんですので 重さはネックです。
ピスコ


グラフ2

上記グラフ上部がM5−AL。下部が01−AL
単位はL/min ANR
まずは01−AL。接続径も大きいため
標準型とは言わないまでも流量は大きいです。
実際の使用ではAOI 65MT等と比べると
多少荒い感じを受けます。
複数分岐となるとさらにシビアになりますので
65MTクラスがお勧めかもしれません。
つまみは大きめで握り易かったです◎。
続いてM5−AL65MTにくらべ若干流量大きめ。
ただし使用感は体感でわかるほではありませんでした。
後は好みの問題でしょうか。
ただ、つまみが今度は小ぶりになり若干回し難い。

低速制御型スピードコントローラーは小型水槽はもちろん大型水槽まで
幅広く利用いただけます。
調整が難しく添加量が安定しないという方は
低速制御型スピードコントローラーをおすすめします。